さほ‐やま【佐保山】
奈良市北部、佐保川の北側にある丘陵。京都府との境をなす。西部の佐紀(さき)山と合わせて古くは奈良山と呼んだ。さおやま。[歌枕]「—にたなびく霞見るごとに妹を思ひ出で泣かぬ日はなし」〈万・四七三〉
さやま‐きゅうりょう【狭山丘陵】
武蔵野台地西部にあり、東京都と埼玉県にまたがる丘陵。中央部に狭山湖・多摩湖がある。
さやま‐こ【狭山湖】
埼玉県所沢市にある、狭山丘陵の谷を利用した人造湖。東京都の上水道用貯水池として昭和9年(1934)完成。山口貯水池。
さんじゅうろっ‐ぽう【三十六峰】
京都市の東にある東山丘陵の称。江戸初期に、中国の嵩山(すうざん)三十六峰にならって呼ばれた。東山三十六峰。
さん‐ち【山地】
1 山の多い地。周囲一帯が山である地域。 2 山が集まり連なり、大きな起伏をなしている地域。丘陵・台地に比べて規模が大きい。
サントドミンゴ‐の‐おか【サントドミンゴの丘】
《Cerro Santo Domingo》チリ中部、太平洋岸の都市バルパライソにある丘。港を囲む丘陵斜面の一つで、丘の上までアセンソールというケーブル式エレベーターで結ばれる。16世紀半ばに建造...
サン‐ヘルマン【San Germán】
米国領プエルトリコ西部の都市。サンフアンの南西約100キロメートルの丘陵地に位置する。元は沿岸部に建設されたが、海賊の襲撃により現在の場所に移転。同島を代表する古都で、17世紀初頭のポルタコエリ...
ざん‐きゅう【残丘】
浸食から取り残されて、準平原の上に孤立する一段高い丘陵。モナドノック。
しじん‐そうおう【四神相応】
地理的景観が四神の存在にふさわしいすぐれた所。東に流水(青竜)、西に大道(白虎)、南にくぼ地(朱雀)、北に丘陵(玄武)が備わる土地。平安京の地勢がこれにあたるという。四地相応。
しのだ‐やま【信太山】
大阪府南西部、和泉(いずみ)市東部にある丘陵。標高50〜80メートルの台地状の丘。北西麓にある葛(くず)の葉稲荷(いなり)は信太妻伝説で知られ、神狐がまつられている。