お【峰/丘】
1 山の高い所。みね。尾根。「—の上に降り置ける雪し風のむたここに散るらし春にはあれども」〈万・一八三八〉 2 おか。「我が逃げのぼりし在(あり)—の榛(はり)の木の枝」〈記・下・歌謡〉
おか【丘/岡】
1 小高くなった土地。山よりも低く、傾斜もなだらかなもの。丘陵。 2 (名詞の上に付いて、複合語をつくり)かたわら、局外からの見方や立場のものである意を表す。「—目」「—ぼれ」「—焼き」
おかだま‐くうこう【丘珠空港】
札幌飛行場の通称。
おか‐べ【岡辺/丘辺】
《古くは「おかへ」》丘のほとり。丘のあたり。「父の家から六七丁も隔った山寄りの—で」〈嘉村・秋立つまで〉
おか‐れんこん【陸蓮根】
オクラの別名。
きゅう【丘】
[常用漢字] [音]キュウ(キウ)(漢) ク(呉) [訓]おか 1 小高い山。おか。「丘陵/円丘・砂丘・段丘・火口丘」 2 土を盛った墓。「丘墳」 [名のり]お・たか・たかし [難読]比丘(びく)
きゅう‐がく【丘壑】
1 おかと谷。 2 隠者の住む所。
きゅう‐こう【丘岡】
土地の小高い所。おか。「—を平にし、泥沼を埋め」〈徳永・太陽のない街〉
きゅう‐ざん【丘山】
丘と山。また、物が多いことのたとえ。「もし財貨を好まば、—の如き富を致すべし」〈中村訳・西国立志編〉
きゅう‐しん【丘疹】
皮膚面から隆起した発疹のうち、待ち針の頭大から豌豆(えんどう)豆大のもの。