両端(りょうたん)を叩(たた)・く
《「論語」子罕(しかん)から》物事の首尾・両極をきわめつくす。「—・いて黒白の変化を同一物の上に起こす所が人間の融通のきく所である」〈漱石・吾輩は猫である〉
りょう‐だて【両建(て)】
取引で、同一人が、同一銘柄の売り建てと買い建ての両方をたてておくこと。
りょうだて‐よきん【両建(て)預金】
拘束性預金の一。銀行などの金融機関が貸付の条件として預け入れさせた預金。→歩積(ぶづ)み預金
りょう‐だめ【両為】
両方のためや利益になること。「お前さんも人に憎まれず私の方でも大助かり、ほんに—で御座んす」〈一葉・わかれ道〉
りょう‐だん【両断】
[名](スル)二つにたち切ること。たち切って二つにすること。「一刀—」
りょうだん‐さいはい【両段再拝】
拝礼の一。再拝を二度行う作法。神社・山陵などの拝礼で最もていねいなもの。
りょう‐ちょう【両朝】
二つの朝廷。また、2代の朝廷。「南北—」
りょうつ【両津】
新潟県、佐渡島東部にあった市。両津湾に面し、佐渡島の玄関口として発展。平成16年(2004)佐渡郡9町村と合併し、佐渡島全島で佐渡市となった。→佐渡
りょうつ‐し【両津市】
⇒両津
りょうつ‐じんく【両津甚句】
新潟県の民謡で、佐渡島(さどがしま)の盆踊り歌。