なみ‐なみ【並並】
[名・形動] 1 なみひととおりであること。また、そのさま。多く、打消しの語を伴って用いる。「—ならぬ苦労」「—でない才能」 2 同列・同等であること。ひとしなみ。「何すと違ひは居らむ否(いな)...
なみ‐にく【並(み)肉】
上肉・中肉より品質の劣る肉。
なみ‐ぬい【並縫い】
「ぐし縫い」に同じ。洋裁でいう。
なみ‐はずれ【並(み)外れ】
[名・形動]なみはずれていること。また、そのさま。「—な(の)才能」
なみ‐はず・れる【並(み)外れる】
[動ラ下一][文]なみはづ・る[ラ下二]普通の程度や状態とかなりに違っている。「—・れて足が速い」
なみ‐はば【並幅】
反物の普通の幅。鯨尺(くじらじゃく)の9寸5分(約36センチ)。小幅。
なみはば‐もの【並幅物】
並幅の反物。小幅物。
なみ‐ひととおり【並(み)一通り】
[名・形動]ごく普通であること。通り一遍であること。また、そのさま。「—な(の)努力では成功できない」
なみ‐もの【並(み)物】
価格・品質などが、普通の程度の物。
なみ‐よ・る【並み寄る】
[動ラ四]並んで一方に寄る。並んで寄り合う。「風ふけば門田の稲も—・るにいかなる人か過ぎて行くらむ」〈和泉式部集・上〉