なか‐つ【中つ】
[連語]《「つ」は「の」の意の格助詞》まん中の。中間にある。
なか‐つ‐え【中つ枝】
中間の高さにある枝。「—の枝(え)の末葉(うらば)は下つ枝に落ち触らばへ」〈記・下・歌謡〉
なか‐つ‐かみ【中つ神】
《陰陽道(おんようどう)で、八将神の一つの豹尾(ひょうび)神が中央に位置しているところから》ヒョウの古名。「—の尾させる者二騎」〈欽明紀〉
なかつき‐ルビ【中付(き)ルビ】
ルビの付け方の一種。親文字(ルビを付ける文字)の中央を起点にしたルビの付け方。一つの文字に対して中央揃えにしたルビの付け方。→肩付きルビ
なか‐つ‐くに【中つ国】
「葦原(あしはら)の中つ国」の略。
なか‐つ‐に【中つ土】
中層にある赤土。「三つ栗のその—を」〈記・中・歌謡〉