ちゅう‐むかし【中昔】
上古と近古との間。なかむかし。中古。
ちゅう‐もとゆい【中元結】
⇒平元結(ひらもとゆい)
ちゅう‐もの【中物】
1 形や質が中等のもの。 2 高野紙(こうやがみ)の異称。
ちゅう‐もん【中門】
1 仏教寺院で、南大門の次にある門。回廊の前面中央に設けられる。 2 寝殿造りで、中門廊の途中に設けられた門。 3 書院造りで、前面の広縁の一部が鉤(かぎ)形に突き出した部分。寝殿造りの中門廊の...
ちゅうもん‐づくり【中門造(り)】
民家の形式の一。母屋(おもや)に中門とよばれる突出部をもち、先端に馬の出し入れ口を設けて内部を厩(うまや)などにしたもの。東北地方と新潟県にみられる。
ちゅうもん‐ろう【中門廊】
寝殿造りで、東西の対の屋から南方にのびて釣殿(つりどの)に通じる渡殿(わたどの)。途中に中門を設ける。門廊。
ちゅう‐や【中夜】
1 よなか。夜半。 2 六時の一。亥(い)の刻から丑(うし)の刻まで。現在の午後10時ころから午前2時ころ。半夜。 3 冬至の異称。
ちゅう‐ゆ【中油】
コールタールを蒸留するとき、セ氏170〜230度で得られる留分。ナフタリンやフェノール・クレゾールなどが含まれている。
ちゅうゆうき【中右記】
平安後期の公家、中御門(なかみかど)右大臣藤原宗忠の日記。寛治元〜保延4年(1087〜1138)の記事があり、院政期の政治情勢や有職(ゆうそく)などを知る基本史料。宗忠公記。中右抄。愚林。
ちゅう‐よ【中予】
《伊予中部の意》愛媛県中部地域の称。松山市・伊予市・東温市と3町からなる。→東予 →南予