なかつかさ‐きょう【中務卿】
中務省の長官。正四位上相当。平安時代以後、四品以上の親王が任命された。なかつかさのかみ。
ちゅうむ‐しょう【中務省】
⇒なかつかさしょう
なかつかさ‐しょう【中務省】
律令制で、太政官(だいじょうかん)八省の一。天皇に近侍し、詔勅の宣下や位記(いき)の発行、上表の受納など、宮中の政務をつかさどった。四等官のほかに侍従・内記・監物(けんもつ)・主鈴などの職員がい...
なか‐の‐つかさ【中務省】
⇒なかつかさしょう
なかのまつりごと‐の‐つかさ【中務省】
⇒なかつかさしょう
なかつかさのないしにっき【中務内侍日記】
中務内侍の日記。1巻。弘安3年(1280)伏見天皇の東宮(とうぐう)時代から、正応5年(1292)病で里に下がるまでの仮名文日記。身辺や宮廷生活を記したもの。
なか‐つ‐かみ【中つ神】
《陰陽道(おんようどう)で、八将神の一つの豹尾(ひょうび)神が中央に位置しているところから》ヒョウの古名。「—の尾させる者二騎」〈欽明紀〉
なかつがわ【中津川】
岐阜県南東部の市。木曽谷の出入り口にあたり、中山道の宿場町として発展。製紙・電機工業が盛ん。平成17年(2005)2月に恵那郡北部の6町村と長野県山口村を編入。人口8.1万(2010)。→島崎藤村
なかつがわ‐し【中津川市】
⇒中津川
なかつ‐きょう【中津峡】
埼玉県西部を流れる中津川の中流域、9キロメートルの峡谷部分。垂直に近い絶壁が続き、奥秩父を代表する渓谷。県指定の名勝で、特に紅葉の名所。秩父多摩甲斐国立公園に含まれる。中津渓谷。中津仙峡。