まる‐ぐけ【丸絎】
1 綿などを芯(しん)に入れて、ひもや帯を丸く棒状に仕上がるようにくけること。また、そのひもや帯。特に、帯締め。 2 「丸絎帯」の略。
まるぐけ‐おび【丸絎帯】
丸絎にした男帯。
まる‐ぐち【丸ぐち】
[副]まるごと。そっくり。「—にとらばやいかい餅つつじ」〈鷹筑波・五〉
まるけい‐ゆうしせいど【丸経融資制度/マル経融資制度】
⇒小規模事業者経営改善資金融資制度
まる‐こ【丸子】
金魚の品種、蘭鋳(らんちゅう)の別名。
まる‐こう【丸公】
日中戦争下の価格等統制令および第二次大戦後の物価統制令による公定価格を示すの表示。また、その公定価格。
まる‐こうだい【丸香台】
本床(ほんどこ)の畳敷きに生け花を置くときに花瓶の下に敷く丸い薄板。松・桜・桐などを用いる。
まる‐こげ【丸焦げ】
すっかり焦げてしまうこと。「火元となった部屋は—になった」「—の食パン」
まる‐ごし【丸腰】
武士などが腰に刀を差していないこと。無刀でいること。転じて、武器を全く持たないこと。むごし。「—で相手に立ち向かう」
まる‐ごてん【丸五点】
俳諧で、宗匠が点をつけるとき、五点の代わりにつけた丸じるし。ただの五点より格が上とされた。輪五点(わごてん)。