とみおまるやま‐こふん【富雄丸山古墳】
奈良県奈良市丸山にある4世紀後半の古墳。直径109メートルで、円墳としては日本最大級。鍬形石(くわがたいし)や蛇行剣、盾形銅鏡などの副葬品が出土している。
とみ‐の‐こうじ【富小路】
平安京の左京を南北に通じる街路の一。現在の麩屋町(ふやちょう)通りはその一部。 京都市を南北に通じる通りの一。平安京の富小路とは別で、天正年間(1573〜1592)に開通。北の丸太町通りから...
とも【鞆】
古く、弓を射放したときの弓返りを防ぐため、左の手首に結びつけて弦(つる)を打ち止めた丸い皮製の道具。弦がこれに触れて音をたて、威容を示したといわれる。 [補説]「鞆」は国字。
ともえ‐がわら【巴瓦】
軒丸瓦(のきまるがわら)のこと。多く先端に巴紋をつけたのでいい、巴1にちなんで火防のまじないとした。
とりうち‐ぼうし【鳥打(ち)帽子】
《狩猟などに用いたところから》前びさしのついた丸く平たい帽子。ハンチング。鳥打ち帽。
とりぶき‐やね【取り葺き屋根】
薄くそいだ板を並べ、丸太や石を押さえとした粗末な屋根の葺き方。また、その屋根。
トリュフ【(フランス)truffe】
1 西洋松露(せいようしょうろ)のこと。特に料理の材料とするものをいう。塊状のキノコで、独特の芳香があり、卵・鶏料理などに用いる。 2 形を1に似せて作った菓子。一口大に丸めたガナッシュにチョコ...
トンコリ
樺太アイヌの弦楽器。くりぬいた丸木に薄い響板を張った細長い胴に、5本の弦を張ったもの。座って斜めに抱き、両手の指で弾奏する。北海道アイヌでは「カー」とよばれる。
とんぼ‐だま【蜻蛉玉】
色ガラスを象眼したガラス製の丸玉。斑文がトンボの複眼に似ていることからいう。日本では古墳時代の玉の一種。
どう‐ぎ【胴木/筒木】
1 太い木材。丸太(まるた)。 2 城壁の上に備えておいて、敵が攻め寄せてきたときに落とす丸太。どうづき。