きつね‐の‐ぼたん【狐の牡丹】
キンポウゲ科の多年草。山野の湿地や田のあぜに生え、高さ20〜60センチ。茎は中空。葉は3枚の小葉からなる複葉。春から秋に、黄色のつやのある5弁花を開き、金平糖(こんぺいとう)状の実ができる。有毒...
キリシタン【(ポルトガル)cristão】
天文18年(1549)フランシスコ=ザビエルの布教以来、日本に広がったキリスト教(カトリック)、またその信徒。江戸幕府は邪宗として弾圧した。伝来の当初は南蛮宗・伴天連宗(バテレンしゅう)ともよば...
きん‐たん【金丹】
昔、道教の道士が金石を砕いて練って作ったという不老不死の薬。
ぎょうよう‐ぼたん【杏葉牡丹】
紋所の名。牡丹の葉を花の上に、杏葉3の形に描いたもの。
くさ‐ぼたん【草牡丹】
キンポウゲ科の多年草。山地に生え、高さ約1メートル。葉は複葉で牡丹の葉に似る。秋に紫色で釣鐘状の花が多数咲く。《季 秋》
くたに
植物の名。リンドウ、またボタンともいうが未詳。「花橘、撫子(なでしこ)、薔薇(さうび)、—などやうの花」〈源・少女〉 [補説]「苦胆」「苦丹」などと当てることがある。
くろ‐ぼたん【黒牡丹】
1 牡丹で、花が黒みがかった紫色のもの。 2 《中国、唐の富豪の劉訓が牡丹観賞に人を招いたときに、門に水牛を多くつないでおいたところ、人々がそれをさして、「劉氏の黒牡丹だ」と称したという故事から...
けいたん【契丹】
⇒キタイ
こうみょう‐たん【光明丹】
鉛丹(えんたん)の別名。
こく‐ぼたん【黒牡丹】
1 花が紫黒色の牡丹。くろぼたん。 2 《「通俗篇」草木などに見える劉訓の故事から》牛の別名。