やぐら‐もの【櫓物】
瓦の一。主として渡り櫓などに用いる大形のもの。
やしゃる
[助動]《「さしゃる」の音変化とも》語幹と活用語尾との区別のない動詞の未然形に付く。尊敬の意を表す。…なさる。「若(も)し二親の手前を遠慮して居やしゃるまいものでもない」〈浄・忠臣蔵〉 [補説]...
やまぐちのしおり【山口栞】
江戸後期の文法書。3巻。東条義門著。天保7年(1836)刊。主として用言の活用について考察したもの。
やまのて‐ことば【山の手言葉】
東京語のうち、主として山の手方面で話される言葉。江戸の旗本・御家人の言葉の流れをくみ、明治以後主として山の手に住む知識階級が使う言語。
ヤール【yard】
《「ヤード」をオランダ語風に読んだ「ヤールド」から》ヤードのこと。主として織物の長さに用いる。
ゆうしきしゃ‐かいぎ【有識者会議】
各界を代表する学識経験者や実務経験者などで構成される会議。主として国・地方自治体などの諮問機関として設置される。経済界・学界・関連団体・文化人・マスコミなど多様な分野を代表する識者が選ばれ、幅広...
ゆ‐だね【斎種】
豊穣を祈って斎(い)み清めた穀物の種。主として稲にいう。「青楊(あをやぎ)の枝きり下(おろ)し—蒔きゆゆしき君に恋ひわたるかも」〈万・三六〇三〉
ユーロダラー【Eurodollar】
米国以外の銀行、主としてヨーロッパに所在する銀行に預けられた米ドル預金。国際金融市場において重要な役割を果たしているが、ひとたび経済危機が起こると投機の温床となって通貨不安をあおることもある。
ようさい‐るい【葉菜類】
主として葉を食用にする野菜類。ハクサイ・キャベツなど。葉野菜。
ようしゃばこ【用捨箱】
江戸後期の随筆。3巻。柳亭種彦著。天保12年(1841)刊。51条からなり、主として近世初期の風俗習慣を考証したもの。