しゅ‐けん【主権】
1 国民および領土を統治する国家の権力。統治権。 2 国家が他国からの干渉を受けずに独自の意思決定を行う権利。国家主権。 3 国家の政治を最終的に決定する権利。「国民—」
しゅけん‐こく【主権国】
1 主権を完全に行使できる国家。 2 ある事件に対して、主権を行使しうる当事国。
しゅけん‐ざいみん【主権在民】
主権が国民にあること。日本国憲法は前文で宣言している。国民主権。
しゅけん‐しゃ【主権者】
国家の主権を有する者。明治憲法下での天皇、日本国憲法下での国民。
しょう‐えん【荘園/庄園】
1 奈良時代から戦国時代にかけて存在した中央貴族や寺社による私的大土地所有の形態。また、その私有地。個人が開墾したり、他人からの寄進により大きくなった。鎌倉末期以後、武士に侵害されて衰え、応仁の...
しょうすう‐かぶぬしけん【少数株主権】
一人または複数の株主の持株数を合算して、発行済株式総数の一定割合または一定数以上の株式を保有することを要件として行使できる株主権。多数派株主の専横を制し、少数株主の利益を保護するために認められて...
しんじょう‐れんごう【身上連合】
《personal union》同君連合の形態の一。一人の君主が相続や婚姻などによって、複数の国や地域の王権・主権を得ることで生じる。その主権下の各国はそれぞれ独立した政府をもち、連合は国際法上...
しん‐りゃく【侵略/侵掠】
[名](スル)他国に攻め入って土地や財物を奪い取ること。武力によって、他国の主権を侵害すること。「隣国を—する」「—戦争」
じゆう‐きねんひ【自由記念碑】
《Brīvības piemineklis》ラトビアの首都リガにある記念碑。市街中心部、旧市街の北側の運河近くの公園に位置する。1935年、ラトビア独立戦争の戦死者の追悼を目的とし、彫刻家カーリ...
じょうやく‐かいせい【条約改正】
明治期における、江戸幕府が諸外国と結んだ不平等条約の改正事業。明治27年(1894)治外法権撤廃に成功(第一次条約改正)、同44年関税自主権を回復(第二次条約改正)した。