けんび‐じゅせい【顕微授精】
顕微鏡を使って精子と卵子を受精させる方法。不妊治療として用いられ、広い意味での体外受精に含まれる。卵細胞に直接精子を注入するため、精子の運動率や形態に異常がある場合にも受精が可能となる。顕微授精...
けんゆう‐しゃ【硯友社】
明治18年(1885)、尾崎紅葉・山田美妙・石橋思案らが結成した文学結社。機関紙「我楽多文庫(がらくたぶんこ)」を発行。巌谷小波(いわやさざなみ)・広津柳浪・川上眉山・泉鏡花・小栗風葉らが前後し...
ゲノム【(ドイツ)Genom】
現代主流となっている分子生物学的解釈によれば、ある生物種を規定する遺伝情報全体のこと。遺伝情報はすべて遺伝子を構成するDNA(デオキシリボ核酸)またはRNA(リボ核酸)の塩基配列で記述される。従...
ゲルマニウム‐トランジスター【germanium transistor】
ゲルマニウムを素材としたトランジスター。1970年代までの初期のトランジスターにゲルマニウムがよく用いられたが、のちに温度特性がよく、高温にも耐えるシリコントランジスターが主流となった。
こうち‐かい【宏池会】
自由民主党に存在した派閥の一。昭和32年(1957)に吉田派だった池田勇人が、ライバルの佐藤栄作と袂を分かって旗揚げ。当初は官僚出身者が多く、党人が主流の清和会などに対して保守本流と呼ばれた。平...
さんじゅうにビット‐パソコン【32ビットパソコン】
《32bit personal computer》32ビットのマイクロプロセッサーを搭載したパーソナルコンピューター。1990年代以降に主流となった。
さんそ‐のうしゅくき【酸素濃縮器】
室内の空気を取り込み、酸素を濃縮して、高濃度の酸素ガスを生成する医療機器。慢性呼吸器疾患などの在宅酸素療法で使用される。 [補説]ゼオライトなどの吸着剤を用いて窒素を取り除く仕組みのものが主流。...
し‐しょうせつ【私小説】
1 作者自身を主人公として、自己の生活体験とその間の心境や感慨を吐露していく小説。日本独特の小説の一形態で、大正期から昭和初期にかけて文壇の主流をなした。わたくし小説。 2 イッヒロマンの訳語。
しゅ‐こう【珠江】
中国南部の大河。雲貴高原を東流する、長さ1957キロの西江を主流とし、北江・東江とともに広州付近で大きなデルタを形成し、南シナ海に注ぐ。粤(えつ)江。チュー‐チアン。
しゅ‐ちょう【主潮】
1 潮の主な流れ。 2 ある時代または社会で主流になっている思想の傾向。