きんだいにほんろうまんしゅぎけんきゅう【近代日本浪漫主義研究】
吉田精一による文学評論。昭和15年(1940)刊行の処女評論集。北村透谷、泉鏡花、森鴎外などの作家や「文学界」「明星」「白樺」などの雑誌による文芸運動を取り上げ、日本の浪漫主義文学の歴史と意義を...
きんだい‐びじゅつ【近代美術】
近代の美術。多く、19世紀後半から第二次大戦ごろまでの美術をいう。印象主義に始まり野獣主義(フォービスム)や表現主義などが現れた。
きんだいぶんげいのけんきゅう【近代文芸之研究】
島村抱月による評論集。本名の島村滝太郎名義で、明治42年(1909)刊。自然主義文学について説きつつ、観照主義への傾倒も感じさせる内容となっている。
きんゆう‐しほん【金融資本】
1 発展した資本主義体制下で、独占的な産業資本と銀行資本とが密接に結びついた資本形態。 2 銀行資本。また、貸付資本。
きんゆう‐りっこく【金融立国】
金融業を振興・発展させたり、金融システムを整備したりすることで国の繁栄を図ること。 [補説]1980年代に金融自由化を積極的に推し進めた米国・英国・アイスランドなどは、規制緩和により国内の金融市...
ぎかい‐しゅぎ【議会主義】
1 国家の最高意思を、国民を代表する議会において決定していく政治方式。特に議院内閣制をいう場合が多い。議会政治。 2 資本主義社会から社会主義社会への変革を、議会に多数を占めることによって成し遂...
ぎかい‐せいじ【議会政治】
「議会主義1」に同じ。
ぎかいせい‐みんしゅしゅぎ【議会制民主主義】
国民や住民の代表機関である議会が、立法という形で意思決定を行う政治制度。代議制民主主義。間接民主制の一つ。
ぎこ‐しゅぎ【擬古主義】
⇒擬古典(ぎこてん)主義1
ぎこてん‐しゅぎ【擬古典主義】
1 古典芸術を規範とする文学・芸術上の傾向。西欧の啓蒙主義文学などにみられるが、その伝統的形式性にこだわり、内容の浅薄な模倣に終わる傾向もあった。擬古主義。→古典主義 2 明治20年代、西鶴らの...