ぐしんらいさん【愚神礼讃】
《原題、(ラテン)Encomium Moriae》エラスムスの著書。1511年刊。痴愚女神の自己礼讃の形式で、哲学者・神学者の空虚な論義、聖職者の偽善などを鋭く風刺し、人文主義の立場から支配者・...
グノーシス【(ギリシャ)gnōsis】
《知識の意》1〜3世紀ごろローマ・ギリシャ・ユダヤなどで広く行われたキリスト教的主知主義の一派、グノーシス派の説く、最高完全の知識。神智。
グラゴル‐ミサ【(チェコ)Glagolská mše】
ヤナーチェクのミサ曲。1926年作曲。グラゴル文字で書かれた古代教会スラブ語の典礼文に基づく。スラブの民族主義の発揚を目的とした作品とされる。
グラジュアリズム【gradualism】
漸進主義。物事をゆるやかに進める主義。
グランド‐オダリスク【(フランス)La Grande Odalisque】
アングルの絵画。カンバスに油彩。縦91センチ、横162センチ。トルコ王室のハレムの女性を古典主義的な作風で描いたもの。パリ、ルーブル美術館所蔵。横たわるオダリスク。
グリーニケ‐きゅうでん【グリーニケ宮殿】
《Schloss Glienicke》ドイツの首都ベルリンにある宮殿。市街南西部に位置する。1753年に建造。1825年にカール=フリードリヒ=シンケルの設計によってイタリア風の新古典主義様式に...
グルントビークス‐きょうかい【グルントビークス教会】
《Grundtvigs Kirke》デンマークの首都コペンハーゲンにある教会。市街北西部に位置する。ルター派の宗教家・詩人ニコライ=グルントビの名に由来する。第一次大戦後に建設が始まり、1940...
グローバリズム【globalism】
国家を超えて、地球全体を一つの共同体とみる考え方。汎地球主義。
グローバル‐しほんしゅぎ【グローバル資本主義】
貿易や資本移動の自由化を背景に、国境を越え地球的な規模で展開される資本主義。
グローバル‐じだい【グローバル時代】
人類のさまざまな活動が地球的規模で行われる時代。世界的な法や制度・取引ルールなどの共通化、民主的価値観の共有、交通・通信手段の発達により、かつてのブロック経済・保護主義経済や東西冷戦のような体制...