こくみん‐がくは【国民楽派】
19世紀から20世紀にかけ、ヨーロッパ各国で興った、民族主義に根ざす音楽流派。ロシアのグリンカ、チェコのスメタナ、ノルウェーのグリーグ、スペインのアルベニスらがその代表。
こくみんしんぶん【国民新聞】
明治23年(1890)徳富蘇峰(とくとみそほう)が創刊した日刊新聞。平民主義の立場から、しだいに国家主義に転じた。昭和17年(1942)「都(みやこ)新聞」と合併し、「東京新聞」となった。
こくみんたいわ‐カルテット【国民対話カルテット】
チュニジアの民間4団体から成る連合体。2013年、労働組合の全国組織であるチュニジア労働総同盟(UGTT)が、経営者団体の産業・商業・手工業同盟(UTICA)、全国弁護士連盟(ONAT)、人権擁...
こくみんのとも【国民之友】
総合雑誌。明治20年(1887)徳富蘇峰(とくとみそほう)が創刊。民友社発行。平民主義を掲げ、進歩的な社会評論を主にしたが、のち国家主義に転じ、明治31年(1898)廃刊。
こくりゅう‐かい【黒竜会】
明治34年(1901)内田良平を中心に結成された国家主義団体。大アジア主義をかざし、大陸進出を主張した。昭和21年(1946)解散。
こころ【心/こゝろ】
(心)《原題Kokoro》小泉八雲の著作。明治29年(1896)刊。副題は「日本の内面生活の暗示と影響」。
(こゝろ)夏目漱石の小説。大正3年(1914)発表。罪悪感や孤独感、人間憎悪の念が...
コシツェ【Košice】
スロバキア東部の工業都市。首都ブラチスラバに次ぐ同国第2の規模をもつ。コシツェ盆地に位置し、ホルナート川に沿う。14世紀から15世紀にかけて、ハンガリー王国のもと、交易、金細工、織物業などで栄え...
コジャアフメドヤサウィ‐びょう【コジャアフメドヤサウィ廟】
《Qoja Axmet Yassawï kesenesi/Қожа Ахмет Яссауи кесенесі》カザフスタン南部、南カザフスタン州の都市トゥルキスタンにある霊廟。12世紀のイスラ...
こじん‐しゅぎ【個人主義】
1 《individualism》国家・社会の権威に対して個人の意義と価値を重視し、その権利と自由を尊重することを主張する立場や理論。→全体主義 2 「利己主義」に同じ。
こじん‐りんり【個人倫理】
1 道徳の原理が個人生活に適用された場合の倫理。→社会倫理 2 個人主義を基礎とする倫理学説。シュティルナー・ニーチェなどの倫理説がその代表。