かり‐ぬし【借(り)主】
物品・金銭を借りるほうの人。借り手。⇔貸し主。
かんかん‐ぼうず【かんかん坊主】
《鉦(かね)をたたいて家々をまわる乞食(こじき)僧のことから》僧をののしっていう語。
かん‐しゅ【管主】
「貫首(かんじゅ)1」に同じ。
かん‐しゅ【館主】
旅館や映画館など、「館」とよばれる所の主人、持ち主。
かん‐じゅ【貫首/貫主】
《「かんしゅ」とも。貫籍の上首の意から》 1 天台座主(ざす)の異称。のちに、各宗総本山や諸大寺の住持にも用いられる。貫長。管主。 2 かしらに立つ人。「顔回は—の弟子にて」〈曽我・一一〉 3 ...
かん‐ず【貫首/貫主】
⇒かんじゅ(貫首)
かん‐ぬし【神主】
神社に奉仕して、神事に従うことを業としている人。神官。神職。また、その長。
がん‐しゅ【願主】
《「がんじゅ」とも》神仏に願をかける当人。ねがいぬし。
がんにん‐ぼうず【願人坊主】
江戸時代、門付けをしたり、大道芸能を演じたり、人に代わって参詣・祈願の修行や水垢離(みずごり)などをしたりした乞食僧。
きいたか‐ぼうず【聞いたか坊主】
歌舞伎で、幕あきに「聞いたか聞いたか」「聞いたぞ聞いたぞ」と言い合いながら坊主姿で登場して、その狂言の筋などを知らせる役。「道成寺」「鳴神」などに出る。