あお‐ぼうず【青坊主】
髪の毛をそった、青々とした頭。丸刈りにした頭。また、そうした人。
あがた‐ぬし【県主】
大化の改新以前、県を統治した首長。朝廷直轄地の長とも、国造(くにのみやつこ)の支配下ともいう。祭祀もつかさどった。のちに姓(かばね)の一つとなった。
あずかり‐ぬし【預(か)り主】
金品・土地などを預かっている人。預かり人。
あぶら‐ぼうず【油坊主】
1 仏前の灯明に油をさす役目の僧。 2 ギンダラ科の海水魚。全長1メートルを超え、頭が丸く、体は暗灰色。北太平洋北部の深海にすむ。肉は脂肪に富み、旬(しゅん)は冬季。
あみ‐ぬし【網主】
「網元(あみもと)」に同じ。
あるじ【主】
1 一家の長。主人。「旧家の—」 2 集団を統括する人。「一国一城の—」 3 持ち主。「部屋の—」 4 「饗設(あるじもう)け」に同じ。「方違(かたたが)へに行きたるに、—せぬ所」〈枕・二五〉
あん‐しゅ【暗主】
愚かな君主。暗君。⇔明主(めいしゅ)。
あん‐じゅ【庵主】
《古くは「あんしゅ」とも》 1 庵室の主人。 2 僧で庵室を構えている者。特に、尼寺の主である尼僧。 3 茶の湯で、草庵の茶室の主人。
あん‐じゅ【案主】
平安・鎌倉時代の諸官庁、あるいは荘園などで、文書・記録などの作成・保管にあたった職員。あんず。
あん‐ず【案主】
⇒あんじゅ(案主)