くめ‐の‐さらやま【久米の佐良山/久米の皿山】
岡山県中北部の古い地名。もと久米郡佐良山村、現在は津山市内。[歌枕]「美作(みまさか)や—さらさらにわが名はたてじよろづよまでに」〈古今・神遊びの歌〉
くめ‐の‐せんにん【久米仙人】
伝説上の仙人。大和国の竜門寺にこもり空中飛行の術を体得したが、吉野川で衣を洗う女の白い脛(はぎ)に目がくらんで墜落。その女を妻として世俗に帰った。のち、遷都の際、木材の空中運搬に成功して天皇から...
くめ‐べ【久米部/来目部】
古代の部の一。朝廷の宮門の警衛を担当した。
くめ‐まい【久米舞/来目舞】
宮中の儀式歌舞。舞人四人。もと久米氏が、のちには大伴・佐伯(さえき)両氏が大嘗会(だいじょうえ)などに奉仕した。室町末期に廃絶、江戸末期に復興した。
くりはま【久里浜】
神奈川県横須賀市の地名。浦賀水道に面し、嘉永6年(1853)のペリー上陸の地。
くり‐ようじ【久里洋二】
[1928〜 ]漫画家・アニメーション作家。福井の生まれ。本名、栗原英夫。横山泰三らに師事し、斬新なタッチの漫画で話題を呼んだ。アニメーションでは次々に実験的な手法を繰り出し、国際的に高い評価を...
くるめ【久留米】
福岡県南西部の市。もと有馬氏の城下町。久留米絣(くるめがすり)の産地。ゴム工業や稲作・花木栽培などが盛ん。人口30.2万(2010)。 「久留米絣」「久留米縞」の略。
くるめ‐がすり【久留米絣】
久留米地方から産する堅牢(けんろう)な木綿の紺絣。江戸後期、井上伝の創始といわれる。
くるめ‐こうぎょうだいがく【久留米工業大学】
福岡県久留米市にある私立大学。昭和51年(1976)の開設。工学部の単科大学。
くるめ‐し【久留米市】
⇒久留米