おとめざ‐ぎんがだん【乙女座銀河団】
銀河系の近傍にある銀河団。乙女座方向にあり、約2000個の銀河で構成され、中心部にM87という巨大な楕円銀河がある。この銀河団を中心に乙女座超銀河団が広がっている。
おとめざ‐ちょうぎんがだん【乙女座超銀河団】
局部銀河群が属する超銀河団。乙女座銀河団を中心に100個以上の銀河群や銀河団が、直径約2億光年の範囲に広がっている。局部超銀河団。
おとめ‐つばき【乙女椿】
ツバキの一品種。花はふつう桃色で重弁。
おとめ‐づか【乙女塚/処女塚】
妻争いの犠牲者となったおとめを葬ったと伝える塚。菟原処女(うないおとめ)、葛飾の真間の手古奈の塚など。
おとめ‐とうげ【乙女峠】
神奈川・静岡県境にある峠。標高1005メートル。箱根山の稜線(りょうせん)を越える場所で、金時山(標高1213メートル)と丸岳(標高1156メートル)の鞍部(あんぶ)にあたる。箱根越え最古の街道...
おとめ‐の‐とう【乙女の塔】
《Qız Qalası》アゼルバイジャンの首都バクー旧市街(イチェリシャハル)にある塔。12世紀に城壁の一部として建造。高さ約30メートル。望まない結婚を押しつけられた王女が身を投げたという伝説...
おとめ‐の‐ぼうろう【乙女の望楼】
《Qız Qalası》⇒乙女の塔
おとめのみっこく【乙女の密告】
赤染晶子の小説。外国語大学を舞台に、アンネ=フランクと現代女性の邂逅(かいこう)を描く。平成22年(2010)、第143回芥川賞受賞。
おとめビオレーヌ【乙女ビオレーヌ】
《原題、(フランス)La Jeune Fille Violaine》クローデルによる戯曲。1892年に第1稿、1899年に第2稿を発表。のちに、改作されて代表作「マリアへのお告げ」となる。
おと‐や【乙矢】
弓道で、2本持って射る矢のうち、2番目に射る矢。二の矢。