はつ‐らん【撥乱】
《「撥」は治める意》乱れた世の中を治めること。「—安民」
は‐らん【波瀾/波乱】
1 大小の波。波濤(はとう)。「砂の浜に下りて海の—を見る」〈鴎外・妄想〉 2 激しい変化や曲折のあること。また、そうした事態。騒ぎ・もめごとなど。「—に満ちた生涯」「政局は—含みだ」
はん‐きょうらん【半狂乱】
平静さを失って取り乱したふるまいをすること。
はん‐らん【反乱/叛乱】
[名](スル)権力や支配者に背いて武力行動を起こすこと。「—を鎮める」 [補説]書名別項。→叛乱
はんらん【叛乱】
立野信之の時代小説。昭和11年(1936)に起こった二・二六事件を題材としている。昭和27年(1952)発表。同年、第28回直木賞受賞。昭和29年(1954)映画化。
ひだんせい‐さんらん【非弾性散乱】
原子・陽子・中性子・電子・光子など粒子どうしの衝突で、衝突前後で粒子が励起して運動エネルギーの一部を失ったり、数や種類が変わったりする場合をいう。また、量子力学的な波の散乱としても扱われる。⇔弾...
ひと‐はらん【一波瀾】
一つの騒ぎやもめごと。「事態の収束後に—が起こる」
ひゃっか‐りょうらん【百花繚乱】
1 いろいろの花が咲き乱れること。 2 すぐれた業績や人物が一時期に数多く現れること。「—の歌壇」
ひょうめんか‐さんらん【表面下散乱】
コンピューターグラフィックスで、物体の表面下に透過し、内部で散乱された光を表現する技術。人間の肌や半透明の物質の質感を写実的に再現することが可能となる。サブサーフェススキャッタリング。SSS(s...
びん‐らん【紊乱】
[名](スル)《「ぶんらん(紊乱)」の慣用読み》秩序・風紀などが乱れること。また、乱すこと。「風紀を—する」