ちち‐かなもの【乳金物】
⇒ちかなもの
ち‐きょうだい【乳兄弟】
血縁はないが、同じ女性の乳で育てられた人どうし。 [補説]書名別項。→乳姉妹
ちきょうだい【乳姉妹】
菊池幽芳の小説。明治36年(1903)、大阪毎日新聞に連載。メロドラマ風の家庭小説で、大正7年(1918)の田中栄三監督によるものをはじめ、多数の映画化作品がある。
ち‐ぎ【乳木】
護摩(ごま)にたく護摩木の一。にゅうぼく。
ち‐ぎり【乳切り】
1 「乳切り木」の略。 2 人の乳の高さほどに切ること。また、その長さ。「刀の長さはつか共に—なるがよし」〈役者論語・耳塵集〉
ちぎり‐き【乳切り木/千切り木】
両端を太く、中央をやや細く削った棒。物を担うほか、護身用にも用いた。棒ちぎり。ちぎり。 [補説]狂言の曲名別項。→千切木
ちぎりき【千切木】
狂言。連歌の集まりをじゃましてたたき出された太郎が、女房に励まされて一同の家々へ仕返しに行き、相手が居留守を使うととたんにいばる。
ち‐くさ・い【乳臭い】
[形][文]ちくさ・し[ク]「ちちくさい」に同じ。「まだ—・い子供」
ち‐くび【乳首】
1 乳房の先の突き出た部分。乳頭。 2 1に似せて作った器具。赤ん坊にしゃぶらせる。
ち‐さがり【乳下(が)り】
1 羽織の肩山から乳(ち)(ひもを通す輪)までの寸法。 2 洋服で、首の付け根からバストの高い位置までの長さ。