ひき‐おこし【引起】
シソ科の多年草。山地に生え、高さ約1メートル。茎は四角柱、葉は広卵形で対生する。秋、淡紫色の唇形の小花が多数咲く。全草を乾燥したものを延命草といい、健胃薬とする。
ひ‐きり【火鑽り/火切り/燧】
乾燥したヒノキなどの木口に棒をあて、激しくもんで火を出すこと。また、その道具。
ひさご【瓠/匏/瓢】
《古くは「ひさこ」とも》 1 ユウガオ・ヒョウタンなどの総称。また、その果実。なりひさご。《季 秋》 2 ヒョウタンの果実を、内部の果肉を取り去って中空にし、乾燥させて容器としたもの。水・酒・穀...
ひ‐し【皮脂】
皮脂腺から分泌される半流動性の油脂状の物質。肌や髪をうるおし、乾燥を防ぐ役をする。
ひ‐ば【干葉/乾葉】
1 枯れて乾燥した葉。 2 ダイコンの茎や葉を干したもの。飯に炊き込んだり汁の実にしたりする。
ひび【皹/皸】
皮膚が寒さや乾燥のため荒れて細かい裂け目ができること。「—が切れる」《季 冬》
ひび‐ぬり【罅塗(り)】
漆塗りの技法の一。漆の乾燥過程で卵白を塗り、漆面に細かいひびを浮き出させる塗り方。
ひまつ‐かく【飛沫核】
飛沫の水分が蒸発したあとに残る微粒子。せきやくしゃみなどによって飛び散った飛沫が空気中で乾燥したときなどに生じる。病原体である細菌やウイルスが付着している場合、これを吸い込むことで感染する。→飛...
ひまつかく‐かんせん【飛沫核感染】
せきやくしゃみなどによって飛び散った飛沫が空気中で乾燥し、浮遊する微粒子に付着した病原体を吸い込むことによって感染すること。感染者・保菌者から遠く離れていても感染する。空気感染。→飛沫感染
ひょう‐たん【瓢箪】
1 ウリ科の蔓性(つるせい)の一年草。ユウガオの変種。巻きひげで他に絡んで伸びる。葉は心臓形。夏の夕方、白い花を開く。果実は中間がくびれて上下がふくらんだ形をし、熟すと果皮が堅くなり、苦味が強い...