ない‐つうじ【内通事/内通詞】
江戸時代、長崎で長崎奉行の支配を受けずに外国人と日本人の商取引の斡旋(あっせん)にあたった通訳。
なおざり‐ごと【等閑事】
いいかげんなこと。「心とまりぬべきをも強ひて—にしなして」〈源・蛍〉
なお‐の‐こと【尚の事】
[副]「なお」を強めていう語。なおさら。よりいっそう。「天気がよければ、—旅は楽しい」
なが‐ごと【長事】
長々しい事柄。「今を春べの顔見せに、日も—の御退屈」〈浄・二枚絵草紙〉
なき‐こと【無き事】
[連語]ありもしないこと。身に覚えのないこと。無実。「—によりかく罪せられ給ふを」〈大鏡・時平〉
なぐさみ‐ごと【慰み事】
1 慰みになること。慰みとして行うこと。 2 ばくち。かけごと。
なごり‐の‐ちゃじ【名残の茶事】
「名残の茶」に同じ。
なに‐ごと【何事】
1 どのような事柄。どんなこと。「—によらず命令に従う」「突然の銃声は—か」 2 (多く「も」を伴って)あらゆること。万事。「—も辞さない」「—も運を天にまかせる」 3 (相手をとがめる気持ちで...
何(なに)はの事(こと)
1 どんな事。何事。「—を、さる住まひにて思ひ残し言ひ残すらむ」〈かげろふ・下〉 2 あれやこれやの事。万事。「いにしへに—も変らねど涙のかかるたびはなかりき」〈後拾遺・哀傷〉
なま‐へんじ【生返事】
いいかげんな受け答え。はっきりしない返事。気のない返事。