にど‐ぬい【二度縫い】
和裁の縫い方の一。本縫いをし、さらに縫い代側をもう一度縫うこと。単(ひとえ)の背縫いや、脇縫いなどに用いる。
にど‐ね【二度寝】
[名](スル)一度目が覚めたあと、本格的に活動を開始する前にもう一度寝ること。「休日なので—した」
にど‐の‐つき【二度の月】
1 陰暦八月十五夜と九月十三夜の2回、月見をすること。関東地方では、片方だけの月見をすることを片月見と呼んで忌んだ。 2 江戸吉原での約束ごとで、紋日(もんび)の八月十五夜に来る客は必ず九月十三...
にど‐の‐つとめ【二度の勤め】
1 一度やめた者が、またもとの勤めに戻ること。昔は遊女の場合に使った語。 2 一度使ったものを、再び役立てて使うこと。
にど‐み【二度見】
[名](スル)一度見て、視線を外したあとにもう一度見ること。何気なく見かけたものに、興味や関心、驚きをもって慌てて見直すこと。「数時間進んだ時計に思わず—する」
にど‐もくひょう【二度目標】
世界の平均気温の上昇を産業革命以前に比べてセ氏2度未満に抑えるという目標。パリ協定に長期目標として規定された。
に‐な・し【二無し/似無し】
[形ク]比べるものがない。二つとない。この上もない。「をとこ…いと—・き人を思ひかけたりけり」〈伊勢・九三〉
ににろく‐じけん【二・二六事件】
昭和11年(1936)2月26日、陸軍の皇道派青年将校が武力による政治改革を目ざし、下士官・兵を率いて起こしたクーデター事件。内大臣斎藤実・蔵相高橋是清・教育総監渡辺錠太郎らを殺害、国会議事堂・...
に‐にん【二人】
人数が2であること。ふたり。 [補説]「二人」は「ふたり」とも読む。「二人組」「二人乗り」などは「ににんぐみ・ふたりぐみ」「ににんのり・ふたりのり」のどちらにも読む。慣用で読みの決まっている語は...
ににん‐さんきゃく【二人三脚】
1 二人が一組みになって横に並び、隣り合う足をひもで結んで、3脚で走ること。また、その競技。 2 両者が協力して物事を行うこと。「官民の—で研究を進める」