ふた‐たび【再び/二度】
1 同じ動作や状態を繰り返すこと。副詞的にも用いる。「—の来訪」「—過ちを犯す」 2 二番目。二度目。「—の御祓(はら)へのいそぎ」〈源・葵〉
ふたたび‐めし【二度飯】
湯取り飯、または冷や飯をもう一度煮たもの。胃弱の人などが食する。ふたたびいい。
ふた‐つ【二つ】
1 数の名。一つの次、三つの前の自然数。に。ふう。2個。 2 両者。双方。「—を比較検討する」 3 2歳。 4 2番目。第2。「一つには将来性、—には安定性」
ふたつ‐いろ【二つ色】
1 「二藍(ふたあい)1」に同じ。 2 襲(かさね)の色目の名。表は薄色、裏は山吹色のもの。
ふたつ‐えり【二つ襟】
小袖の上着と下着を重ねて2枚の襟を一緒に合わせて着ること。また、その襟。
ふたつ‐おり【二つ折り】
1 二つに折ること。また、そのもの。「紙を—にする」 2 江戸時代に行われた男性の髪形。髻(もとどり)から髷(まげ)を二つに折り返し、根の部分で結んだもの。
ふたつ‐がわら【二つ𦨞/二つ瓦】
平安・鎌倉時代、大型平田舟の構造上の名称。胴部の船瓦(ふながわら)を二材にしたもの。
ふたつ‐ぎぬ【二つ衣】
袿(うちき)を2枚重ねたもの。ふたつおんぞ。
ふたつ‐ぐし【二つ櫛】
髷(まげ)の前に2枚一対の櫛をさすこと。また、その櫛。江戸時代、遊女やはで好みの女性の間で流行した。二枚櫛。
ふたつ‐ぐり【二つ繰り】
下駄や草履で、鼻緒を2本束ねてすげてあるもの。