ふたりのにんげん【二人の人間】
《原題、(ドイツ)Zwei Menschen》デーメルによる長編叙事詩。1903年発表。のちに妻となるイーダ=アウエルバッハとの恋愛の影響がみられる作品。
ふたりのむさし【二人の武蔵】
五味康祐による剣豪小説。昭和31年(1956)から昭和32年(1957)にかけて「読売新聞」に連載。昭和32年(1957)刊行。昭和35年(1960)渡辺邦男監督により映画化。
ふたりのやもめ【二人のやもめ】
《原題、(チェコ)Dvě vdovy》スメタナのオペラ。全2幕。1873年から1874年にかけて作曲。F=マルフィーユの戯曲に基づく。ボヘミアの館を舞台に、独身の姉妹がそれぞれ結婚に至るまでを喜...
ふたり‐のり【二人乗り】
[名](スル)車などに二人で乗ること。また、そのような大きさの乗り物。ににんのり。「バイクに—する」「—のリフト」
二人(ふたり)は伴侶(はんりょ)、三人(さんにん)は仲間割(なかまわ)れ
二人なら仲良くやれるが、三人になると意見が割れて不和が生ずるというたとえ。
ふたりばかま【二人袴】
狂言。婿入りする男が父親と舅(しゅうと)の家に行き、1着の袴で親と交代に舅の前に出る。二人一緒に出るよう求められ、袴を二つに裂いてそれぞれ前に当てて取り繕うが、舞をまううちに見つかる。
ふたりれいこず【二人麗子図】
洋画家、岸田劉生の絵画。油彩。大正11年(1922)3月の作。長女麗子の肖像画。麗子が二人、同じ画面に描かれている作品で、手鏡を持って座る一人目の麗子の頭に、膝立ち姿のもう一人の麗子が髪飾りをつ...
ふつ‐か【二日】
1 日の数の二つ。2日間。 2 月の第2の日。 3 正月2日。《季 新年》「沖かけて波一つなき—かな/万太郎」 4 なにか事があってから2番目の日。2日目。「—といふ夜、男、われてあはむといふ」...
ふつか‐きゅう【二日灸】
陰暦2月2日にすえる灸。この日に灸をすえると年中息災であるという。8月2日にすえる灸にもいう。ふつかやいと。《季 春》「かくれ家や猫にもすゑる—/一茶」
ふつか‐づき【二日月】
1 月齢2の月。陰暦2日の月。 2 8月2日の月。《季 秋》「あかね雲ひとすぢよぎる—/水巴」