ごば‐まめ【五葉豆】
《五葉の小葉をもつところから》「雁食豆(がんくいまめ)」に同じ。
ご‐よう【五葉】
1 5枚の葉。また、紙など薄い平たいもの5枚。 2 「五葉松」の略。 3 五つの分派。特に、禅宗の五家。「時澆薄に及んで—叢林となる」〈太平記・二四〉
ごよう‐ざん【五葉山】
岩手県南東部、釜石市・大船渡市・気仙郡住田町の境にある山。標高1351メートル。海に直線距離で13キロメートルと近いため眺望がよい。ホンシュウジカの生息北限地。五葉山県立自然公園に属する。
ごよう‐つつじ【五葉躑躅】
ツツジ科の落葉低木。本州・四国の深山に自生。枝先に葉を5枚ずつつける。初夏に白い花が咲く。しろやしお。《季 春》
ごよう‐まつ【五葉松】
マツ科の常緑高木。山地に自生。樹皮は黒みを帯び、枝は水平に出て、針状の葉が5枚ずつ束になってつく。5月ごろ、新しい枝の下部に雄花を、先に雌花をつける。盆栽にもする。東日本では姫小松ともよぶ。