ごしゃく‐の‐どうじ【五尺の童子】
12、3歳の子供。また、一般に子供のことをいう。五尺のわらべ。
ごしゃく‐の‐み【五尺の身】
人間一人のからだ。からだ一つ。特に、男一人の意でいう。五尺の体。「—の置き所がない」
ご‐しゅ【五種】
1 五つの種類。 2 5種類の穀物。五穀。普通は、米・麦・粟(あわ)・豆・黍(きび)の5種。 3 「五種競技」の略。
ご‐しゅ【五衆】
1 出家を5種に分けたもの。比丘(びく)・比丘尼(びくに)・式叉摩那(しきしゃまな)・沙弥(しゃみ)・沙弥尼(しゃみに)。 2 ⇒五蘊(ごうん)
ご‐しゅ【五趣】
⇒五悪趣(ごあくしゅ)
ご‐しゅう【五臭】
1 五つのにおい。羶(せん)(羊肉のなまぐさいにおい)・腥(せい)(生の肉のなまぐさいにおい)・香(よいにおい)・焦(こげたにおい)・朽(くさったにおい)。 2 五つの、においのある草木。薜茘(...
ごしゅ‐きょうぎ【五種競技】
陸上競技の種目の一。一人で5種類の競技を行い、その総得点で勝敗を争う。男子は、走り幅跳び・槍投げ・円盤投げ・200メートル走・1500メートル走の5種目を1日で行う。第5・7・8回のオリンピック...
ごしゅ‐こう【五種香】
1 5種類の香を一つに合わせたもの。仏前に供えた。 2 《五種香売りが首から箱をさげて売り歩く姿に似るところから》年始回りの供。「吉の野郎を—にして年玉物を持たせて出た」〈滑・浮世風呂・三〉
ごしゅ‐せん【五銖銭】
中国の前漢、武帝の時代に鋳造された銅銭。重さ5銖(約3グラム)で、表面に「五銖」の文字がある。以後、隋時代まで用いられた。
ごしゅ‐の‐けずりもの【五種の削り物】
礼式用の料理。青・黄・赤・白・黒の5色に見立て、乾物の魚介5種を削って器に盛ったもの。種類は一定しないが、普通は鮑(あわび)・鰹(かつお)・鯛(たい)・蛸(たこ)・海鼠(なまこ)を用いる。