こう‐たい【交代/交替】
[名](スル)《古くは「こうだい」》役割や位置などを互いに入れかえること。また、互いに入れかわること。「—で休暇をとる」「当番を—する」「選手—」
こうたい‐けい【交替形】
音韻交替によって生じた語形。
こうたい‐こうしょう【交代鉱床】
交代作用で生じた鉱床。接触交代鉱床・熱水鉱床などがある。
こうたい‐さよう【交代作用】
岩石中に浸透してきたガスや熱水溶液により、既存の岩石の成分と移動してきた物質とが置換され、新しい鉱物ができる作用。→熱水鉱床
こうたい‐し【交替使】
律令制下、地方官の交替にあたって、前任者が任地で死亡したりして新任者と事務引き継ぎができない場合、新任者の申請によって交替事務を処理するために派遣された臨時の役人。検交替使。
こうたい‐しき【交代式】
有理式において、その中の任意の二つの変数を交換すると、式の符号だけが変わった式となるもの。
こうたい‐しき【交替式】
律令制下、官吏交替の際の諸規則などを集成した法令集。延暦交替式・貞観交替式・延喜交替式の3種がある。
こうたい‐しんきょう【交替神教】
⇒単一(たんいつ)神教
こうたいせい‐てんこうはんのう【交替性転向反応】
連続する分岐点があるとき、最初の分岐で右に曲がると、次は左、その次は右というように、高い確率で左右交互に曲がるという、動物の習性。天敵から逃げるための行動と考えられている。
こうたい‐よりあい【交代寄合】
江戸幕府の職名。寄合のうちで、老中の下に属し、譜代大名並みの待遇をうけ、参勤交代の義務を負ったもの。