アール‐オー‐イー【ROE】
《rules of engagement》交戦規定。軍隊などが、どのような場面でどのような武器を使用するか、応戦のためにどのような手順を取るかなどを定めたもの。日本の自衛隊の場合は、部隊行動基準...
かいじょう‐ほかく【海上捕獲】
交戦国が公海または領海で、敵国の艦船やその貨物、あるいは中立違反の嫌疑のあるものなどを捕獲すること。
かんせん‐ぶかん【観戦武官】
交戦国の許可を得て、観戦する第三国の軍人。
カーテル‐せん【カーテル船】
《cartelは捕虜交換協定書の意》戦時に捕虜の交換、敵との公の通信の輸送、軍使の派遣など、交戦国間の交通に用いられる船舶。
きょくがい‐ちゅうりつ【局外中立】
交戦国のどちらとも関係をもたず、戦争に影響を与える行動をしない立場。
ぐん‐し【軍使】
交戦中に、交渉のため敵軍に派遣される者。戦時国際法規は、目印として白旗を掲げ、相手はこれを攻撃してはならないと定める。
こうかとう‐じけん【江華島事件】
明治8年(1875)、日本の軍艦雲揚号が江華島付近で挑発行為をし、江華島砲台と交戦した事件。これを機に日本は朝鮮に開国を強要し、翌年日朝修好条規(江華島条約)を結んだ。
こうかん‐せん【交換船】
交戦国が互いに在留民や捕虜を交換するために派遣する船。
こうせん‐くいき【交戦区域】
交戦国が戦闘行為を行うことのできる区域。一般に、交戦国の領域、公海、およびそれらの上空をさす。
こうせん‐けん【交戦権】
国家が戦争を行う権利。また、戦争の際に、交戦国として国際法で認められている諸権利。