けんてい‐こうざつ【検定交雑】
ある個体の遺伝子型を調べるために、潜性のホモ接合体と戻し交雑を行うこと。検定交配。
こう‐ざつ【交雑】
[名](スル) 1 いりまじること。 2 遺伝的に異なる系統・品種などの間で交配を行うこと。「品種改良のために—する」
こうざつ‐しゅ【交雑種】
異なる属・種・品種間の交配によって作り出されたもの。雑種のこと。ハイブリッド、一代雑種(F1)ともいう。 [補説]牛の場合、ホルスタインなどの乳用種の雌牛に黒毛和種などの肉専用種の雄牛を交配させ...
こう‐はい【交配】
[名](スル)生物の雌雄を人為的に受精または受粉させること。雌雄が同品種の場合を同系交配、異品種の場合を異系交配(交雑)という。「新品種をつくるために—する」
こうはい‐しゅ【交配種】
交配によってできた新しい品種。
コーニッシュ【Cornish】
イギリス産とアジア産のゲーム種を交配して成立した肉用鶏の品種。発育が早く、ブロイラーの生産に用いる。
さいばい‐か【栽培化】
人間の管理の下で野生の植物の保護・交配・品種改良を行い、栽培品種とすること。また、その過程をいう。ドメスティケーション。栽培品種化。作物化。
サラブレッド【thoroughbred】
《純血種の意》 1 家畜の馬の一品種。英国原産種にアラビア馬その他を交配し、数世紀にわたって改良・育成したもの。主として競走用。サラ。 2 育ちがよく、優秀な人。「財界の—」
さんげん‐とん【三元豚】
三つの品種を交配して育成した豚。日本では大ヨークシャー種・デュロック種・ランドレース種を掛け合わせることが多い。
ざっ‐しゅ【雑種】
1 いろいろな種類のものが入りまじっていること。また、そのもの。 2 品種など系統の異なる雌雄の交配によってできた個体。遺伝子に関してヘテロの状態であるもの。