つる・む【交尾む/遊牝む】
[動マ五(四)]雄と雌とが交尾する。つるぶ。「犬が—・む」
まざり‐もの【混ざり物/交ざり物】
まざって入っている物。夾雑物(きょうざつぶつ)。まじりもの。
まざ・る【混ざる/交ざる/雑ざる】
[動ラ五(四)]性質の異なるものが中に入り込む。まじる。「酒に水が—・る」「カシミアの—・ったウール地」→混じる[補説]
まじ・う【交ふ/雑ふ】
[動ハ下二]「まじえる」の文語形。
まじ・える【交える/雑える】
[動ア下一][文]まじ・ふ[ハ下二] 1 つけ加えて一つにする。加え入れる。「学生を—・えて討論する」「身ぶりを—・えて話す」「私情を—・えない仕事上の付き合い」 2 入りこませる。組み合わせる...
まじ・ゆ【交ゆ/雑ゆ】
[動ヤ下二]《「まじ(交)う」が中世以降ヤ行に転じて用いられた語。終止形は「交ゆる」となる例が多い》「交える」に同じ。「白人一種の新色を立つる所に、黒人派を—・ゆるとの咎(とがめ)」〈浮・禁短気・三〉
まじらい【交じらひ】
まじわり。つきあい。交際。「—もせず、宮の御もとへも参らず」〈宇津保・あて宮〉
まじら・う【交じらふ】
[動ハ四]《動詞「まじる」の未然形+反復継続の助動詞「ふ」から》 1 まじる。まじりあう。「楠(くす)の木は木立多かる所にもことに—・ひたてらず」〈枕・四〇〉 2 交際する。「御心ばへのたぐひな...
まじり【混じり/交じり/雑じり】
1 まじること。また、まじったもの。「漢字仮名—の文」「白髪(しらが)—の頭」 2 「おまじり」に同じ。
まじり‐みせ【交じり見世】
《揚げ代一分(ぶ)以上の遊女のほかに、二朱の遊女をも置いたところから》江戸時代の新吉原で、大籬(おおまがき)につぐ格式の店。店の構えは小さい。はんまがき。