しそうとしてのとうきょう【思想としての東京】
磯田光一の評論。昭和53年(1978)刊。副題「近代文学史論ノート」。明治維新後の東京における地方性崩壊の過程に近代日本文学史を重ねて論じた都市文学論。第29回芸術選奨文部大臣賞受賞。
しつぎょうとしとうきょう【失業都市東京】
徳永直の小説。昭和5年(1930)発表。同年刊行。昭和4年(1929)に刊行されたプロレタリア文学の代表作「太陽のない街」の続編。
しも‐ぎょう【下京】
京都市の三条通り以南の地。
京都市の区の一。昭和4年(1929)中京区を分区、同30年南区を分区し、現在は四条通り以南八条通りまで、東は鴨川、西は西大路までの地域。
しゅっ‐きょう【出京】
[名](スル) 1 地方から都へ出ること。特に、東京へ出ること。上京。「陳情に—する」 2 都を離れて地方へ行くこと。
しゅとだいがく‐とうきょう【首都大学東京】
東京都八王子市に本部があった公立大学。東京都立大学・都立科学技術大学・都立保健科学大学・都立短期大学を統合して平成17年(2005)に開学。令和2年(2020)、東京都立大学に校名変更。
しん‐きょう【新京】
新しいみやこ。新都。
しんきょう【新京】
中国吉林省長春市の、満州国首都時代の呼称。
じょう‐きょう【上京】
[名](スル)地方で暮らす人が都に行くこと。特に東京へ行くこと。「息子に会いに—する」
せいけい【盛京】
清朝の北京遷都前の首都。遷都後も陪都として奉天とよばれた。今の瀋陽(しんよう)。
たい‐きょう【滞京】
[名](スル)都に滞在すること。現在では、ふつう東京に滞在すること。「留守居役の者一両名—して」〈染崎延房・近世紀聞〉