さんにん‐かんじょ【三人官女】
ひな人形の中で、官女の姿をした三人一組の人形。
さんにん‐じょうご【三人上戸】
1 怒り上戸と泣き上戸と笑い上戸。 2 ひな人形のうち、1の表情をしている仕丁姿の三つ一組の人形。
さんにん‐づかい【三人遣い】
手遣い操り人形の操法の一。一体の人形を三人で操作するもの。文楽人形では、首(かしら)と右手を主(おも)遣い、左手を左遣い、両足を足遣いが操作する。
さんば‐そう【三番叟】
1 能の「翁(おきな)」で、千歳(せんざい)・翁に次いで3番目に出る老人の舞。直面(ひためん)の揉(もみ)の段と黒い尉面(じょうめん)をつける鈴の段とからなり、狂言方がつとめる。また、その役およ...
ししゃのしょ【死者の書】
《The Book of the Dead》古代エジプトで副葬された宗教書。神への賛歌や、冥福・復活のための教訓・呪文をパピルスなどに書いたもの。新王国時代(前16世紀半ば〜前11世紀後半)に...
しずめ‐もの【鎮め物】
地鎮祭のとき、土地の神をしずめるために地中に埋めるもの。昔は人形(ひとがた)・鏡・剣・矛などを埋めた。
し‐そ【紙塑】
粘土に古新聞紙などをまぜて練ったものでこしらえた人形や壺。絵の具で彩色したり、色紙などを貼ったりして仕上げる。
しちしゅ‐ふたおき【七種蓋置】
茶道具で、代表的な釜の蓋置の7種。火屋(ほや)・五徳・三つ葉・一閑人・栄螺(さざえ)・三つ人形・蟹(かに)をいう。
しなん‐しゃ【指南車】
車の上に人形が装置され、車が移動しても人形の手は常に南を指すように作られたもの。中国古代の黄帝の作とも周公の作ともいわれる。
しぶき【繁吹き/飛沫】
1 雨風が吹きつけること。また、その雨。「—が静かに窓に音を立てた」〈白鳥・泥人形〉 2 水などが細かく飛び散ること。また、その水滴。飛沫(ひまつ)。「波の—が掛かる」