じんみん‐しゅぎ【人民主義】
19世紀後半、ロシアの革命運動で、インテリゲンチア(知識階級)が提唱した共同体的社会主義思想。信奉者をナロードニキといい、専制と農奴制を打倒し、農村共同体を地盤とした農民社会主義を実現しようとし...
じんみん‐しゅけん【人民主権】
主権が人民にあること。国民主権。
じんみん‐せんせん【人民戦線】
ファシズムと戦争に反対する政党や団体によって結成された広範な統一戦線。フランスでは1935年6月に成立、1936年6月から1938年2月にかけて政権を担当、スペインでは1936年1月に成立、19...
じんみんせんせん‐じけん【人民戦線事件】
昭和12年(1937)から翌年にかけ、人民戦線結成を企てたとして、加藤勘十・大内兵衛ら日本無産党や労農派の関係者400余名が検挙された事件。
じんみん‐とうひょう【人民投票】
⇒プレビシット
じんみんにっぽう【人民日報】
中華人民共和国の日刊新聞。中国共産党の中央機関紙で、1948年創刊。共産党の思想と方針の周知徹底を目的とし、その記事は党と政府の公式見解を示している。本部は北京にあり、郵便によって全国に配達する...
人民(じんみん)の人民(じんみん)による人民(じんみん)のための政治(せいじ)
《government of the people, by the people, for the people》米国大統領リンカーンが1863年11月、ペンシルベニア州のゲティスバーグで行った...
じんみんはよわしかんりはつよし【人民は弱し官吏は強し】
星新一による、実父星一(はじめ)の伝記。明治大正期に製薬会社を経営し、官僚の圧力と戦った父の姿を愛情深く描く。昭和42年(1967)刊行。
じんみん‐ふく【人民服】
中華人民共和国で広く国民に用いられた男女の洋服。色は濃紺または灰色で、折り襟の上着とズボンからなり、ネクタイは用いない。
じんみんぶんこ【人民文庫】
文芸雑誌。昭和11年(1936)創刊。武田麟太郎主宰。寄稿者に高見順・本庄陸男・間宮茂輔など。昭和13年(1938)終刊。