みんかん‐じん【民間人】
世間一般の人々。また、公の機関に属さない人。あるいは、戦闘員・軍人でない人々。「無差別爆撃で—が多数死亡」
むかえ‐びと【迎へ人】
迎えに来る人。迎えの人。「あやしく、日頃たびたび—を返し給ふかな」〈宇津保・内侍督〉
むかしえ‐びと【昔方人】
「昔人(むかしびと)」に同じ。「ここに—の母、一日(ひとひ)、片時も忘れねば」〈土佐〉
むかし‐の‐ひと【昔の人】
1 「昔人(むかしびと)」に同じ。「—ものし給はましかば」〈源・橋姫〉 2 昔、なれ親しんだ人。「五月まつ花橘の香をかげば—の袖の香ぞする」〈古今・夏〉
むかし‐びと【昔人】
1 昔の人。古人。「—は、かくいちはやきみやびをなむしける」〈伊勢・一〉 2 死んでしまった人。故人。「ほのかに聞こえ給ふ声ぞ、—にいとよくおぼえて」〈源・玉鬘〉 3 年をとった人。老人。また、...
むげんせきにん‐ちゅうかんほうじん【無限責任中間法人】
旧中間法人法に基づく法人形態で、中間法人の一種。法人の債務について、法人の社員が無限連帯責任を負う点に特徴がある。一般社団・財団法人法(正式名称は「一般社団法人及び一般財団法人に関する法律」)の...
むさしのふじん【武蔵野夫人】
大岡昇平の長編小説。昭和25年(1950)「群像」誌に発表。ラディゲの小説「ドルジェル伯の舞踏会」に着想を得た恋愛心理小説。溝口健二監督により映画化されている。
むさべつ‐さつじん【無差別殺人】
加害者に面識がなく、接触もしていない、その場に居合わせただけの人々を短時間のうちに殺すこと。
む‐じん【無人】
人のいないこと。人の住んでいないこと。むにん。
むすことこいびと【息子と恋人】
《原題Sons and Lovers》ローレンスによる自伝的長編小説。1913年刊。中部イングランドの炭鉱村を舞台に、若者の性と苦悩を描く。著者の初期の代表作。