こと‐ひと【異人】
別の人。ほかの人。「和歌(やまとうた)、あるじも客人(まらうど)も—も言ひあへりけり」〈土佐〉
こ‐どねり【小舎人】
1 平安時代、蔵人所(くろうどどころ)に属して殿上(てんじょう)の雑事に使われた者。殿上の童(わらわ)。 2 中世、幕府の侍所(さむらいどころ)に属して、雑用をした者。 3 「小舎人童(こどねり...
こな‐ひと【此な人】
[代]《「ここなひと」の音変化。近世上方語》二人称の人代名詞。おまえさん。「—、何いやる」〈浄・油地獄〉
こぬすびと【子盗人】
狂言。盗みに入った男が、寝かしてある幼児のかわいらしさにひかれ、抱いたり、あやしたりしているうちに乳母に見つかる。
このえ‐の‐とねり【近衛舎人】
近衛府の下級職員。宮中の警護、天皇・皇族・大臣らの近侍などを務めた。近衛。
この‐ひと【此の人】
[代]三人称の人代名詞。話し手の近くにいる人、また、話し手側に関係のある人をさしていう。「このかた」「こちら」に比べて敬意は低い。「—が先日お話しした人です」
こはん‐しじん【湖畔詩人】
《Lake Poets》19世紀初頭、イングランド北西部の湖水地方に住んで詩作したワーズワース・コールリッジ・サウジーなどロマン派の詩人たちの称。
こ‐びと【小人】
1 背丈が非常に低い人。侏儒(しゅじゅ)。 2 物語などに登場する、からだが小さい想像上の人物。 3 武家で、雑役に従った身分の低い人。 4 江戸時代、幕府・諸藩の職名。雑役に従事した役。小者。
こま‐うど【高麗人】
《「こまびと」の音変化》高麗の国の人。高麗からの渡来人。「—の参れるが中に、かしこき相人ありけるを聞こし召して」〈源・桐壺〉
こま‐びと【高麗人】
⇒こまうど