さまよえる‐ユダヤじん【さまよえるユダヤ人】
《The Wandering Jewの訳語》欧州伝説で、刑場へ引かれるキリストを侮辱した罰として、死ぬこともできず、永遠に世界をさまようというユダヤ人。ゲーテやワーズワースの詩にも登場する。永...
さる‐とうじん【猿唐人】
人をののしっていう語。唐変木(とうへんぼく)。「曲者(くせもの)の手がポカリと飛んで、礼之進の痘痕は砕けた、火の出るよう。『—め』」〈鏡花・婦系図〉
さんこう‐にん【参考人】
1 犯罪捜査のため、被疑者以外の者で捜査機関に出頭を求められ、取り調べを受ける者。出頭・供述は強制されない。 2 国会の委員会で、学識経験者などとして意見を求められる人。供述は強制されない。
さんごく‐じん【三国人】
「第三国人」に同じ。
さん‐じん【山人】
1 山中に住む人。また、世俗を嫌って山中に隠棲する人。 2 文人・墨客(ぼっかく)が雅号に添えて用いる語。「風来—」
さん‐じん【散人】
《役に立たない人、無用の人の意》 1 世事にとらわれず、のんきに暮らす人。また、官職に就かない人。閑人。散士。 2 文人・墨客(ぼっかく)が雅号に添えて用いる語。「荷風—」
さん‐にん【三人】
人数が3であること。
さん‐ふじん【三婦人】
能で、「楊貴妃」「定家(ていか)」「大原御幸(おはらごこう)」の3曲のこと。鬘物(かずらもの)に属し、高貴な女性をシテとする。
さんぼう‐がくにん【三方楽人】
近世、宮中に勤仕した雅楽家の三つの系統。すなわち、宮廷直属の京都方、興福寺所属の南都方、四天王寺所属の天王寺方の楽人の総称。
ざいきょう‐にん【在京人】
鎌倉時代、京都に在住して宮中その他の警備に当たったり、六波羅探題に執務したりした御家人。在京武士。