なぞ‐も【何ぞも】
[連語]「なぞ」を強めた語。いったいどうして。またなぜ。「をととしの先つ年より今年まで恋ふれど—妹に逢ひかたき」〈万・七八三〉
なつ‐の‐かげ【夏の陰/夏の蔭】
夏の、涼しい物陰。夏陰。「片岡のこの向つ峰(を)に椎(しひ)まかば今年の—にならむか」〈万・一〇九九〉
にいぐわ‐まゆ【新桑繭】
新しい桑の葉で育った繭。今年の蚕の繭。にいぐわまよ。「今年おひの—の唐衣(からころも)千代をかけてぞ祝ひそめける」〈貫之集〉
にほん‐かんじのうりょくけんていきょうかい【日本漢字能力検定協会】
日本漢字能力検定(漢検)などを実施する、文部科学省所管の公益財団法人。一年の世相を漢字一文字で表す「今年の漢字」も同協会が平成7年(1995)から発表している。
ねん【年】
[音]ネン(呉) [訓]とし とせ [学習漢字]1年 〈ネン〉 1 一二か月を単位とする時間。とし。「年間・年月・年始・年度・年表・年俸/永年・越年・学年・去年(きょねん)・光年・新年・先年・...
の・す【伸す】
[動サ五(四)] 1 ㋐伸びる。伸びひろがる。「枝葉が四方へ—・す」 ㋑他をおさえて地位などがあがる。勢力などが発展する。「急速に—・してきた企業」 ㋒さらに遠くまで行く。足を伸ばす。「新潟へ行...
ハイライト【highlight】
1 絵画・写真などで、最も明るく見える部分。 2 最も興味を引く部分・場面。映画・演劇の見せ場や、行事・催し物などの呼び物。「今年のニュースの—」「オリンピックの—シーン」
はずれ【外れ】
1 ねらったものに当たらないこと。「このくじは—だ」⇔当たり。 2 期待どおりにならないこと。また、一定の基準に達しないこと。「今年の米は—だ」「期待—」⇔当たり。 3 中心地から離れた所。ある...
はなっ‐ぱり【鼻っ張り】
「鼻っ柱(ぱしら)」に同じ。「一旦は…へこたれながらも、すぐまた盛り返して来た—の強さは」〈里見弴・今年竹〉
はる‐の‐こころ【春の心】
1 春のころの気持ち。「世の中にたえて桜のなかりせば—はのどけからまし」〈伊勢・八二〉 2 恋心。春情。「今年より—し変はらずはまさぐられつつ君が手につむ」〈平中・九〉