ぶつげん‐そん【仏眼尊】
智慧を生じる無限の功徳を備えた仏の眼相を人格化したもの。大日如来などの変現とされ、菩薩行(ぼさつぎょう)で結跏趺坐(けっかふざ)の像に表す。仏眼仏母(ぶつげんぶつも)。
ぶつ‐ご【仏語】
1 仏の言葉。仏の教え。 2 仏教に関する語。また、仏教に由来する語。
ぶつ‐ざ【仏座】
仏像を安置する台座。蓮台(れんだい)。
ぶつ‐じ【仏事】
仏教の儀式や行事。法事。法要。法会。
ぶつ‐じ【仏地】
仏語。 1 仏の位。仏の境界。 2 仏の教えの説かれる場所。寺院またはその寺地。
ぶつ‐じ【仏寺】
仏教の寺。寺院。
ぶつ‐じょう【仏乗】
仏語。 1 一切衆生をことごとく成仏させる教え。一乗。大乗。一仏乗。 2 三乗の一、菩薩乗(ぼさつじょう)のこと。
ぶつ‐じん【仏神】
《「ぶっしん」とも》仏と神。神仏。
ぶつじん‐すいは【仏神水波】
本地垂迹(ほんじすいじゃく)の説で、仏と神とは水と波との関係のように根元は同じであるということ。
仏神(ぶつじん)は来(きた)らざる果報(かほう)を願(ねが)えば還(かえ)って災(わざわ)いを与(あた)う
仏も神も、身に過ぎた果報を願う者には、かえって不幸を与える。分不相応な望みは災いのもとだということ。