ぶっきょう‐せつわ【仏教説話】
説話の分類の一。仏・菩薩(ぼさつ)の奇跡、高僧の逸話、世俗における因果応報の理などを記したもの。日本霊異記(にほんりょういき)・今昔物語集・発心集・沙石集(しゃせきしゅう)などにみられる。
ぶっきょう‐だいがく【仏教大学】
京都市北区にある私立大学。江戸時代に江戸増上寺に開設した浄土宗の十八檀林を起源とする。仏教専門学校を経て、昭和24年(1949)新制大学として発足。
ぶっきょうでんらい【仏教伝来】
日本画家、平山郁夫の作品。紙本彩色。玄奘がインドから仏典を持ち帰る旅の途中の情景を描いたもの。昭和34年(1959)、第44回院展に入選。
ぶっきょう‐と【仏教徒】
仏教の信者。仏徒。仏弟子(ぶつでし)。
ぶっきょう‐びじゅつ【仏教美術】
仏教信仰に基づいてつくられた造形美術。堂塔伽藍(どうとうがらん)・仏像彫刻・仏教絵画・仏具など。
ぶっ‐く【仏供】
仏に供える物。特に、米飯。ぶく。
ぶっ‐か【仏家】
⇒ぶっけ(仏家)
ぶっ‐け【仏家】
1 仏の住む浄土。悟りの世界。 2 仏教徒。 3 僧のいる寺。仏道修行の道場。
ぶっ‐けい【物詣/仏詣】
社寺にもうでること。ものもうで。参詣。「和僧のぼって—するやうにて」〈平家・一二〉
ぶっ‐けん【仏見】
仏語。 1 仏の知見。仏の見知ること。 2 仏に対して執着する見解。自分の外に仏を求めたり、自分が仏であると考えたりすること。仏縛。