て‐ぬる・い【手緩い】
[形][文]てぬる・し[ク] 1 扱い方が厳しくない。なまぬるい。「—・い処置」 2 やり方がてきぱきしていない。「仕事が—・い」
て‐ねば【手粘】
[形動ナリ]《形容詞「てねばし」の語幹から》仕事や動作がのろいさま。「最前の鱸(すずき)を、—な者が洗ふとみえていかう遅い」〈虎寛狂・鱸庖丁〉
て‐ねば・し【手粘し】
[形ク]仕事や動作がのろい。「余りに重くれて、—・く候ふ間」〈三河物語・中〉
てはい‐し【手配師】
手数料を取って、自由労務者に仕事を周旋する者。
て‐ばな・す【手放す】
[動サ五(四)] 1 手に持っていたものを放す。手元から放す。「捕まえた虫を—・す」 2 所有していたものを人手に渡す。「家屋敷を—・す」 3 目をかけていた部下や子供を手元から放す。「娘を—・...
て‐ばなれ【手離れ】
[名](スル) 1 幼児が成長して、親の手を離れること。「子供が—して仕事に復帰する」 2 物事ができ上がって、手を加える必要がなくなること。「その工事は私共からもう—しています」
て‐びろ・い【手広い】
[形][文]てびろ・し[ク] 1 家・屋敷などの、場所が広い。「—・い庭」 2 交際・仕事などで、関係している範囲が広い。「—・く交流する」「—・く商売をする」 [派生]てびろさ[名]
て‐ま【手間】
1 そのことをするのに費やされる時間や労力。「—を省く」「—がかかる」 2 「手間賃」の略。「—を払う」 3 手間賃を取ってする仕事。手間仕事。また、その仕事をする人。「—を雇う」
てま‐しごと【手間仕事】
1 手間のかかるめんどうな仕事。「—をいとわない」 2 手間賃を取ってする仕事。「いくらにもならない—」
て‐まち【手待ち】
1 仕事時間中にする仕事がなくて、手を空けた状態で仕事がくるのを待っていること。「—時間」 2 将棋で、自分から仕掛ける有効な手がないとき、損をしない不急の手をさして相手の動き方を見ること。また...