なごや‐おび【名古屋帯】
お太鼓結びの部分を並幅にし、その他の部分を半幅に仕立てた女性用の帯。大正7、8年ころ名古屋から流行したといわれる。
なわしろ‐どき【苗代時】
苗代に水を引いて、種もみをまく時期。苗代を仕立てる時期。《季 春》「市中や—の鯰(なまづ)売/子規」
におう【仁王】
狂言。某(なにがし)が無一文の男を仁王に仕立てて参詣人の供物を集めるが、足の不自由な男が仁王と縁を結びたいと身体をなで回し、正体がばれる。
にわか‐ごしらえ【俄拵え】
にわか仕立て。急ごしらえ。「—の料理」
にんぎょう‐じたて【人形仕立て】
《人形に着せる着物の仕立て方に似ているところから》 1 和服で、脇の下をあけたまま袖をつける仕立て方。 2 「比翼(ひよく)仕立て」に同じ。
ぬき‐じょう【抜(き)状】
近世、早飛脚(はやびきゃく)の行李(こうり)から特に急を要する書状を抜き取って、別に急飛脚を仕立てて昼夜の別なく送り届けたもの。また、その書状。
ぬの‐じ【布地】
衣服などに仕立てるための織物。また、その織りぐあいや品質。生地(きじ)。きれじ。
ねびえ‐しらず【寝冷え知らず】
子供が寝冷えしないように仕立てられた衣類。ひし形の布で胸や腹部をおおうものなど。《季 夏》
のし‐め【熨斗目】
1 練貫(ねりぬき)の平織り地。また、これで仕立てた腰替わりの小袖。腰のあたりに多くは筋や格子を織り出したもので、江戸時代、武士が礼装の大紋や麻裃(あさがみしも)の下に着用した。現在は宮参り・七...
ノベライゼーション【novelization】
ヒットした映画やテレビの脚本を小説として仕立てること。