こくさい‐けいざい【国際経済】
一国と他国の間で行われる、商品・サービス・資本・労働力の移動といった経済取引の全体。また、それによって成り立つ経済関係。世界経済と同義に用いられることもある。
こくさい‐こうやく【国際公約】
国の首長や大臣が、国際会議などの場で、他国に対して政策などの実行を約束すること。また、その約束。「サミットにおいて首相は財政再建を—とした」
こくさい‐ちえき【国際地役】
他国の利益のために、条約によって自国領域の一部に課せられる特定の負担。他国軍隊の通行・駐留など。
こくすい‐しゅぎ【国粋主義】
自国の歴史・政治・文化などが他国よりもすぐれているとして、それを守り発展させようとする主張・立場。
こくみん‐かんじょう【国民感情】
1 国家や政治家などに対して、一般庶民がいだく気持ち。「—を無視した政策」 2 元首などが発表する公式声明とは別に、その国の人民が他国に対していだく気持ち。「隣国への—が好転する」
こっかあんぜん‐しょう【国家安全省】
中国の情報機関。防諜を主業務とし、他国のスパイ活動の監視・摘発や国家機密の保持を担当する。
こと‐くに【異国】
1 ほかの国。別の国。他国。異郷。「おのが国にはあらで、—に田を作りけるが」〈宇治拾遺・四〉 2 外国。とつくに。「広く—の事を知らぬ女のためとなむ覚ゆる」〈源・常夏〉
こべつてき‐じえいけん【個別的自衛権】
国連憲章第51条で加盟国に認められている自衛権の一。自国に対する他国からの武力攻撃に対して、自国を防衛するために必要な武力を行使する、国際法上の権利。→集団的自衛権
こりつ‐しゅぎ【孤立主義】
1 他国と同盟関係にも入らず、国際組織にも加入せずに孤立を保持する外交上の主義。19世紀末ごろまでの米国の外交政策の伝統をいう。→モンロー主義 2 周囲から孤立して独自性を守ろうとする主義。「ク...
さいけん‐こく【債権国】
債権が債務よりも大きい国。他国から受け取る金額が、支払う金額よりも多い国。⇔債務国。