一河(いちが)の流(なが)れを汲(く)むも他生(たしょう)の縁(えん)
同じ流れの水を汲むというような、ちょっとした人間関係も、みな前世からの因縁によるものである。一樹の陰(かげ)一河の流れも他生の縁。
一樹(いちじゅ)の陰(かげ)一河(いちが)の流(なが)れも他生(たしょう)の縁(えん)
「一河(いちが)の流れを汲(く)むも他生の縁」に同じ。
袖(そで)振(ふ)り合(あ)うも多生(たしょう)の縁(えん)
道で人と袖を触れあうようなちょっとしたことでも、前世からの因縁によるものだ。袖すり合うも多生の縁。→多生の縁 [補説]「多生」は、仏語で、何度も生まれ変わること。「他生の縁」とも書くが、「多少の...
他生(たしょう)の縁(えん)
「多生の縁」に同じ。
多生(たしょう)の縁(えん)
この世に生まれ出るまで、何度も生死を繰り返している間に結ばれた因縁。前世で結ばれた縁。「袖振り合うも—」 [補説]「他生の縁」とも書く。