た‐よう【他用】
1 別の用事。ほかの用事。「課長は、あいにく—で外出しております」 2 ほかの目的に使うこと。他の使い道。「社内資料の—を禁じる」
た‐りき【他力】
1 自分以外のものの力。他人の助力。⇔自力。 2 仏語。衆生(しゅじょう)を悟りに導く仏・菩薩(ぼさつ)の力。仏・菩薩の加護。特に、浄土門で、一切の衆生を救おうと発願した阿弥陀仏の力。弥陀の本願...
たりき‐きょう【他力教】
阿弥陀仏の本願の力に頼ってのみ救われると説く教え。他力門。⇔自力教。
たりき‐しゅう【他力宗】
ひたすら阿弥陀仏を信仰し、その力によって成仏することを求める宗派。浄土宗・浄土真宗など。⇔自力宗。
たりき‐ねんぶつ【他力念仏】
他力の救いを信じて阿弥陀仏の名を唱える念仏。⇔自力念仏。
たりき‐ほんがん【他力本願】
1 《他力(阿弥陀仏)の本願の意》仏語。自らの修行の功徳によって悟りを得るのでなく、阿弥陀仏の本願によって救済されること。浄土教の言葉。 2 《誤用が定着したものか》俗に、自分の努力でするのでは...
たりき‐もん【他力門】
「他力教」に同じ。
た‐りつ【他律】
1 自らの意志によらず、他からの命令、強制によって行動すること。⇔自律。 2 他の領域に支配されること。 3 《(ドイツ)Heteronomie》カントの道徳哲学で、意志が理性の先天的な法則に従...
た‐りゅう【他流】
ほかの流儀。他の流派。
たりゅう‐じあい【他流試合】
武術などで、他の流派の人とする試合。