た‐こく【他国】
1 自分の国でない国。よその国。外国。 2 自分の生まれた土地でない土地。他郷。 3 自分の土地を離れてよそへ行くこと。「其の家たたむ時は—して二たびかせぎ出し」〈浮・織留・二〉
たこくのし【他国の死】
井上光晴の小説。昭和39年(1964)雑誌「朝日ジャーナル」に連載されたのち、昭和40年(1965)に刊行。朝鮮戦争時の戦争犯罪を題材とする。
た‐ご【他語】
他の語。ほかの言葉。
た‐ごん【他言】
[名](スル)秘密などを他の人に話すこと。口外すること。たげん。「—は無用」「—されては困る」
た‐さつ【他殺】
他の人に殺されること。⇔自殺。
た‐ざん【他山】
1 ほかの山。よその山。 2 ほかの寺。他寺。
他山(たざん)の石(いし)
よその山から出た、つまらない石。転じて、自分の修養の助けとなる他人の誤った言行。「他社の不祥事を—として会計の透明化をはかる」→他山の石以て玉を攻むべし [補説]質の悪い石でも玉を磨くのに役立つ...
他山(たざん)の石(いし)以(もっ)て玉(たま)を攻(おさ)むべし
《「詩経」小雅・鶴鳴から》よその山から出た質の悪い石でも、自分の玉を磨くのに役立てることができる。転じて、他人の誤った言行でも、自分の修養の助けとなるということ。→他山の石[補説]
た‐し【他志】
裏切りの心。ふたごころ。異心。
た‐し【他紙】
ほかの新聞。特に、他社発刊の新聞。