おう‐はん【横帆】
帆船の帆桁(ほげた)に取り付け、船首と船尾を結ぶ線と直角に張られる帆。追い風による順走に適する。⇔縦帆(じゅうはん)。
おお・かり【多かり】
[形]《形容詞「おほ(多)し」の連用形に動詞「あり」の付いた「おほくあり」の音変化》多くある。たくさんある。→多(おお)い「いと聞きにくきこと—・かり」〈源・帚木〉 [補説]カリ活用は形容詞に助...
おお‐てんじょう【大天井】
取引相場で、ある期間にいくつかできる高値の中で最も高い値段。「株価は—を付ける」→大底(おおぞこ)
おおやけ‐づかい【公使ひ】
朝廷からの使い。勅使。「—来たりて付けたりし封を開きて」〈今昔・二・三三〉
オカルティング‐ディスク【occulting disk】
望遠鏡内部に取り付け、太陽や恒星の光球面からの強い光を遮る円板。コロナグラフや恒星コロナグラフで用いられる。遮光円板。
おがたま‐の‐き【小賀玉の木】
モクレン科の常緑高木。暖地に自生。葉は長楕円形で厚く、光沢がある。春、葉の付け根に芳香のある大形の花をつけ、萼(がく)・花びらとも白色で6枚ずつある。神社によく植えられ、材を床柱や器具に、葉を香...
おくに‐しゅう【御国衆】
地方から江戸に出てきた侍。御国家(おくにけ)。「—と見えて、花色小袖に浅黄裏を付け」〈洒・辰巳之園〉
おくり‐ざる【送り猿】
戸締まり用の猿で、戸の上方に取り付けた縦猿を上げたあとに、下がらないように横に差し込む木片。寄せ猿。
おくり‐そうち【送り装置】
工作機械で、刃物または加工する物を取り付けた台を、縦や横方向に移動させる装置。
オクロ‐の‐てんねんげんしろ【オクロの天然原子炉】
《Oklo natural nuclear reactors》ガボン南東部の都市フランスビルの北西約60キロメートルにあるウラン鉱床。鉱床中の放射性同位体の存在比が、通常地球上で見られる値と大き...