とうこつ‐じょうみゃく【橈骨静脈】
撓骨動脈の両側を走る、2本で一対の静脈。上腕の外側の血液を集めながら上行し、肘関節付近で尺骨静脈と合流し、上腕静脈となる。
とうたつしなん‐きょく【到達至難極】
南極大陸の中で周囲の海岸線から最も遠い地点。南緯82度、東経75度付近に位置する。1958年に旧ソ連の探検隊が到達に成功した。到達困難極。到達不能極。POI(pole of inaccessib...
とうラウドネス‐きょくせん【等ラウドネス曲線】
《equal loudness contour》人の耳で、同じ大きさと感じる音の周波数を横軸、音圧を縦軸に取った曲線。同じ音圧レベルでも、低音や高音では感度が悪く、3キロヘルツから4キロヘルツ付...
ときわ‐まんさく【常磐満作】
マンサク科の常緑小高木。伊勢神宮付近および熊本に自生し、葉は卵形。5月ごろ、緑がかかった白色の4弁花を開き、実は熟すと黒色の種を出す。栽培もされる。
とこなめ‐やき【常滑焼】
常滑市およびその付近から産する陶磁器。平安後期ごろから自然釉(しぜんゆう)のかかった壺・甕(かめ)などが焼かれ、江戸後期には朱泥(しゅでい)などの焼成とともに茶陶器類を産して活況を呈した。今日で...
とち‐ふたん【土地負担】
河川や道路の測量・工事などのために付近の土地に加えられる所有権の制限。
とつ‐がわ【十津川】
奈良県南部を流れる川。上流は山上ケ岳付近に源を発する天(てん)ノ川で、南流して和歌山県に入り熊野川となる。
となせ【戸無瀬】
京都、嵐山付近の地名。また、大堰川(おおいがわ)の古名。[歌枕]「惜しめどもよもの紅葉は散りはてて—ぞ秋のとまりなりける」〈金葉・秋〉
とね‐がわ【利根川】
群馬県北部の大水上山(おおみなかみやま)付近に源を発し、関東平野を貫流して千葉県銚子(ちょうし)で太平洋に注ぐ川。長さ322キロ。流域面積は1万6840平方キロメートルで日本最大。もとは東京湾に...
とべ‐やき【砥部焼】
愛媛県伊予郡砥部町およびその付近から産する磁器。18世紀前半の開窯。初め日用陶器を焼いていたが、その後、改良を重ね、白磁や染め付け・色絵などを焼成。